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カテゴリー別アーカイブ: 日記

若手に現場を任せて育てる。失敗を許すからこそ育つ。

こんにちは!香取市を中心に鹿行地区、稲敷市、成田市で植栽管理・お庭の管理を行う有限会社興進総業です。

弊社は、高速道路の植栽管理・メンテナンスをメインにしておりますが、企業様・一般家庭様のご依頼にもご対応しております。

私たちの仕事は、木を切ったり整えたりするだけではありません。

それを担う「人」を育てていくことも、同じくらい大切な仕事だと感じています。

最近は、若手社員にも現場の責任者を任せることが増えてきました。

その中で見えてきた育てる側の視点について、今回はお話ししたいと思います。

振り返りを通じて、若手が見せてくれる「考える力」

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現場を終えたあと、若手社員がLINEでその日の反省点や気づいたことを送ってきてくれます。

「ここは良かったけど、もっとこうすれば良かったかも」

そんなふうに、自分で振り返って言葉にする習慣があることに感心しています。

仕事をただこなすのではなく、「自分の作業をどう見直すか」「どうすれば良かったか」を考えている証拠です。

普段の会話ではなかなか出てこないような気持ちや、真剣に向き合っている姿勢が見えると、自分自身も学ばせてもらっているような感覚になります。

最初から完璧を求めているわけではありません。

むしろ、「こうすれば良かった」と思える経験こそが、次につながっていくと思います。

チームの雰囲気も良くなりました

若手が責任者として頑張っている姿を見ると、周りの社員たちも「応援してやろう」という空気になっていきます。

現場全体が自然と明るく、活気のある雰囲気に変わっていくのを感じています。

同じ仕事の繰り返しは、どうしても「慣れ」が生まれてしまうものです。

だからこそ、良い意味での変化を与えることが、本人にとっても、周りにとってもプラスになるのだと実感しています。

今後も、できるだけ多くの社員に「チャレンジの場」をつくっていきたいと考えています。

任せることで育つ教育

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昔の自分は、「自分のやり方が正解」だと思っていました。

誰かが違うやり方をすると「それじゃない、こうして」とすぐに口を出してしまっていたんです。

結果、せっかく社員が自分で考えて動こうとしていたのに、それを全部つぶしてしまっていたんだなと、ある時気づきました。

父親の代で仕事をしていたとき、自分も「こうしたい」と思って動き、失敗しながら学んできたはずなのに、社員には失敗を許さず指示ばかり出していたんです。

それではやる気がなくなるのも当然です。

そこから考えを変えて「まずはやってみよう」と背中を押すようにしています。

社員には「俺が一番失敗してるから、みんなも失敗していいんだよ」と言います。

若手がのびのびと動ける現場をつくることが、会社としての未来にもつながっていくと思っています。

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木を切る仕事だからこそ、自然を守りたい。

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私たちは日々、剪定や伐採といった「木を切る仕事」に向き合っています。

ただ最近、仕事をする中で強く感じているのは、「自然って、本当にすごいんだな」ということ。

今回は、木や自然に触れているからこそ考えるようになった、自然との関わり方について少しお話ししたいと思います。

山が壊れていく現実

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木を切る仕事をしていると、時には家に支障がある木を伐採することもあります。

必要な作業として行っていますが、その延長で目にするのが、「山を削ってソーラーパネルを設置している現場」です。

以前は「ソーラー=エコ」だと思っていました。

でも、最近ではその考えが少し変わってきました。

木を伐りすぎると、山の保水力が失われてしまい、大雨のときに土砂が流れ出して土石流を引き起こす原因にもなっています。

自然って、実は人が手を入れなくても絶妙なバランスを保っているんです。

木一本一本が役割を持ち、光が当たらない枝は自然と枯れて、必要な枝だけが残って育っていく。それが山全体になると、大きな木が育ち、必要のない木は枯れていく。

人が何もせずとも、自然に任せていれば整っていく仕組みができているのです。

そこに人が無理に手を入れると、バランスが崩れてしまう。そう感じる場面が増えてきました。

改めて自然に感謝

最近、野生のクマが人里に降りてくるニュースをよく耳にします。

原因のひとつは、山が開発されて、クマの餌場が減っているから。

実際に調査のタグをつけられたクマが、山からソーラーの設置地を通り、民家付近まで移動してきている事例もあるそうです。

痩せ細ったクマを見ると、どこかで人間の開発が生態系を壊してしまっているのではと感じます。

昔の人は、自然に感謝する心を大事にしていたように思います。

田んぼでは、正月になると「今年もお願いします」と神社にしめ縄や紙垂を立てて祈っていました。

花見ももともとは豊作を願う行事。自然と共に生きるために、感謝と祈りを捧げる文化がありました。

今、それがどこか薄れてしまっているのではないでしょうか。

木を切るのは、木を守るためでもある

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興進総業では「木を守るために切る」という考え方を大切にしています。

山師と呼ばれる人たちは、長い年月の中で山との向き合い方を学び、バランスを崩さないように伐採の量や周期を決めて作業してきました。

私たちも、剪定や伐採を行う際には、その場所や木の状態を見て、できるだけ負荷がかからないように配慮しています。

無理に開発を進めて、道のようにブワーッと木を切り倒してしまうようなやり方ではなく、自然と人の共存を考えながら、必要な分だけ、丁寧に手を入れる。

便利さや効率も大事ですが、それ以上に大切なものがあると、仕事を通して感じています。

食べものを見直すきっかけに。米づくりの現場から感じたこと

こんにちは!香取市を中心に鹿行地区、稲敷市、成田市で植栽管理・お庭の管理を行う有限会社興進総業です。

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普段は剪定や伐採、高速道路の緑地管理などを行っていますが、実は私の家も昔は米を作っていました。

今回は、そんな農家としての経験や、地域の農業を見ていて感じた「食べもの」に関する気づきについてお伝えします。

お米の価値と価格。上がるのは良いことだけど…

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周りは今も農家の方が多く、自分自身も10年ほど前までは米を作っていました。

ただ、イチジクの収穫時期と重なってしまい、手が回らなくなって米づくりは知人に任せることになりました。。

それでも、農家の皆さんとは日々顔を合わせる中で、米の価格がここ数年で大きく動いたことを実感しています。

コロナ禍では一時価格が下がり、ここ数年で一気に回復。当時と比べれば、米の価格はほぼ倍です。

農家にとっては値上がりは助かることです。

でも、消費者の立場から見ると、「米が高くて手が出せない」という現象も起きてくる。農業と消費のあいだで、バランスの難しさを感じています。

余っていたお米が足りない時代。だからこそ感じるありがたさ

少し前までは、お米は余っていて、古米として安く業者が引き取っていた時代でした。

それが今は、古米ですら買い手がついて引き取られていく。そんなふうに、状況が大きく変わってきています。

年間で約8トンもの米が廃棄されているという話を聞いたとき、「食べもののありがたみって、薄れてしまっているのかもしれない」と感じました。

魚も肉も野菜も、どれも育ててくれている人がいる。だから食べられる。その当たり前に、もう一度目を向けるタイミングなのかなと感じています。

「おいしく食べてもらいたい」という気持ちを、これからも大切に

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15年ほど前から父がイチジク栽培を始めました。今は姉が継いでいます。

ただ「食べてください」ではなく、「おいしく食べてもらえたらうれしいな」という想いで手間暇をかけ、こだわりをもって栽培しています。

私が小さいころは、好き嫌いを言うのは許されず「出されたものはきちんと食べる」のが当たり前。そんな家庭で育ってきたこともあって、今も食べものには強い思い入れがあります。

農業をやめた今も、周りは田んぼや畑に囲まれていて、農家の現実が身近にあります。

米の価格が上がる背景、流通の仕組み、そしてそれによって起きている見えない変化。そうしたことを少しでも知ってもらえたら、日々の食卓の見方も変わるかもしれません。

大地の恵みと、多くの人々の働きに感謝して「いただきます」「ごちそうさまでした」を大切にしていきましょう!!

剪定を通じて築く信頼。毎年の仕事が育っていく。

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庭木の剪定・伐採、草刈や除草剤、ちょっとした整地や土木工事も承りますので、お気軽にご相談ください!

先日、昨年から剪定を任せていただいているお宅へ、今年も作業に伺いました。

広いお庭で、作業は3〜4日かかりましたが、おばあちゃんがとても喜んでくださり、こちらまで嬉しい気持ちになった現場でした。

剪定は「切って終わり」ではなく、続けていくからこその喜びがあります。

今日は、そんな現場で感じたことをお話ししたいと思います。

「ありがとう」が何よりの報酬

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作業を終えて、お庭がきれいになった姿を見ると、自分としても納得できる達成感があります。

でも、それ以上に嬉しいのは「ありがとう」と言っていただけること。

おばあちゃんから「今年もお願いね」と言ってもらえると、「来年はこうしたい」「この木は少しずつ形を整えていこう」と、こちらも自然とやる気が湧いてきます。

剪定は繰り返しの仕事です。

枝を整えてもまた伸びてくる。でも、毎年関わっていくうちに、「こうしたい」と思っていた形に少しずつ近づいていく。

手をかけた分だけ育っていくのは、木も人間関係も同じかもしれません。

一度きりの作業で終わるのではなく、「今年はこうしますね」「来年はここを活かしましょう」と話し合いながら、お客様と一緒に木を育てていく。

その積み重ねが信頼になり、次の年の仕上がりにつながっていく。そんな仕事が、自分にとってはとてもやりがいのある時間です。

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ただの作業ではない、長く続く信頼の関係

「ここはこうしておきますね」と伝えると、「お任せします」と笑顔で返してくださる。

そんな信頼をいただけると、この仕事をしていて本当に良かったと思います。

仕事だけの関係じゃないんですよね。

今の時期なんかは、イチジクを持っていったり、お客様からお土産を用意してもらったりすることもあります。

毎年伺うことで少しずつ関係性が深まり、剪定以上の繋がりが生まれている。これもまた、大きなやりがいのひとつです。

一方で、木に関する考え方も変わってきていると感じます。

若い世代は「木なんていらない」と思う方も多いですが、ご高齢の方にとっては思い入れのある木ばかりです。

「この木は残したいけど手入れが大変で…」という声に対しては、将来を見据えた提案をしながら、一緒にどう活かすかを考えるようにしています。

年単位で関わるからこそ、その木も、お客様との関係も、少しずつ形になっていきます。

「必要とされる仕事」を広げていく

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興進総業の主軸は高速道路沿線の植栽管理です。

これは、事故のリスクを下げ、利用者の安全を守るためにも欠かせない仕事です。

同時に、一般のご家庭の剪定も継続して関わっていくことで、地域に根ざした仕事のあり方を続けられると感じています。

今後は、高速道路の延伸も予定されており、仕事の範囲も広がっていく見込みです。

それに伴い、人手の確保や育成も必要になってきます。

日々の作業に向き合いながら、会社としても少しずつ広げていく。

そんなふうに、必要とされる仕事をこれからも大切に続けていきたいと思います。

同時に、広げるためには人員は不可欠です。

ぜひ、私たちの想いに共感してくださった方がいれば一緒にお仕事ができると嬉しいです。

父の葬儀にご参列いただき、誠にありがとうございました。

先日興進総業の創業者である父、増田信司が亡くなりました。

父の葬儀にご参列いただいた方々、誠にありがとうございます。

ご多用の中、足をお運びいただきましたこと、心より感謝申し上げます。

想像以上に多くの方が見送っていただき、感謝しております。

葬儀は、通常規模を想定して準備していましたが、想像以上の方々がご参列くださりました。

会場には人があふれ、廊下にまで椅子を並べるほどでした。

出棺の瞬間まで残ってくださった方も多くいて、「こんなにも多くの人に慕われていたんだな」と胸が熱くなりました。

暑い中を足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

良いお葬式だったね、と声をかけてくださる方もいて、それはきっと父の生き方そのものだったのだと思います。

父から受け継いだもの

地域で仕事をしていると、

「増田さんところの息子さんか」

と声をかけていただけることがあります。

そして決まって「お父さんにはお世話になったよ」と言っていただけます。

父が築いてきたのは、技術や会社という形だけでなく、人との信頼や関係性だったんだと実感しています。

決して家庭的なタイプではなく、口数も多くはない人でしたが、頼まれごとは断らず、器用で、なんでもこなすような人でした。

文句を言いながらも、最終的にはやってしまう。

そんな父の背中は、やっぱり自分にとっての理想像なのかもしれません。

自分にも子どもがいます。

将来、自分の子どもが大人になったとき、「お父さんにお世話になったよ」と誰かに言ってもらえるような、そんな生き方ができたらと願っています。

さいごに

繰り返しにはなりますが、改めて当日参列してくださった皆様、ありがとうございます。

皆様のおかげで、無事に父を送り出すことができました。

生前に賜りましたご厚情にも、あらためて御礼申し上げます。

今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

経営者として、職人として。

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庭木の剪定・伐採、草刈や除草剤、ちょっとした整地や土木工事も承りますので、お気軽にご相談ください!

今回は少し視点を変えて、「経営と現場」について感じていることをお伝えしたいと思います。

経営者だけど、現場にも出る。

現場

「現場に出てる経営者ってどうなんだろう」そんなことを考えたこともありました。

経営者はもっと上手に売上をつくることや、外の仕事をとってくることに集中するべきじゃないか?と。

でも、やっぱり現場が好きで、今も作業に出ています。

好きというだけでなく、現場に出ることで従業員たちとも気持ちを共有できるし、会社としてのバランスも取れていると感じています。

もちろん、どこかの大きな会社と比べれば「もっとこうしなきゃ」と思うこともあります。

でも、比べていたらキリがない。経営だけをやって表面的にうまくいってるように見えても、周りから本音を聞いたときに「あれで本当に幸せなんだろうか?」と思う場面もありました。

自分は、従業員の給料がちゃんと払えて、みんなで無理なく仕事が回っていて、たまにミスしても誰かがカバーする。そんな今の環境にありがたさを感じています。

自分が納得できるかどうかを大切にしたい

大きなリスクを取って成功している人を見て「すごいな」と思うこともあります。

でも、「同じことをやれるか?」と自分に問うと、やっぱり無理だなと思います。

もちろんその人たちは相応の努力をしていて尊敬しています。

でも、借金を抱えるような大勝負は、自分には合わない。それよりも、「利益のために手を抜いて納得できない仕事をする」ことのほうが嫌です。

たとえ利益が少なくても、きっちりした仕事をして、お客様に「ありがとう」と言ってもらえるほうが自分にとっては価値がある。

その感覚は、自分の父親から受け継いだものかもしれません。

技術を受け継ぎたかった。だから会社を続けた。

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会社を継いだとき、会社そのものより「この技術をなくすのはもったいない」という想いが強くありました。

父が築いてきた、丁寧で誠実な仕事。それを残したかったんです。

事務所も機械もあって、活かせるものがあるのに、このまま無くなるのはもったいないと。

それからもう長い年月が経過していますが、今ではこの仕事ができていて幸せだなと感じてます。

それは、大きな会社と比べてではなく、自分の基準で「納得できる働き方」ができているから。そして、それを支えてくれる仲間がいるからです。

これからも、無理せず、背伸びせず。だけど、誠実に。

そんなふうに、日々の仕事に向き合っていけたらと思っています。

古民家の剪定作業で感じた、「できることをする」という姿勢

こんにちは!香取市を中心に鹿行地区、稲敷市、成田市で植栽管理・お庭の管理を行う有限会社興進総業です。

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庭木の剪定・伐採、草刈や除草剤、ちょっとした整地や土木工事も承りますので、お気軽にご相談ください!

先日、古民家の庭木剪定のご依頼をいただき、現地に伺って作業を行ってきました。

作業そのものは問題なく進められましたが、その現場でふと気づいた「気づき」がありました。

今回はその一例として、剪定作業の中で感じたこと、そして私たちの姿勢についてお話しさせていただきます。

剪定中に気づいた瓦のズレ

古民家での剪定作業中、元瓦屋の従業員が屋根の瓦がずれているのを発見しました。

高所から枝をおろすために上を見上げたとき、ふと気になったそうです。

「ちょっとだけなら直せるかもしれません」そう言って、簡単な補修を行いました。

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もちろん本格的な瓦修理ではありませんが、予備の瓦もあり、できる範囲で安全を確認しながらの対応でした。

後日、そのことを知ったお客様からとても喜んでいただけたと聞きました。

私たちは庭木の管理を専門としていますが、こうした「本来の業務とは少し違うけれど、目の前の困りごとに気づいて動ける」ことも大切にしています。

「できない」で終わらせず、「何か方法はないか」と考える

お願いされることは、たいてい困っていることです。

たとえ自分たちでは直接解決できなかったとしても、他の人や専門の業者を紹介することで力になれる場面があります。

たとえば、ある介護施設から「木を植えてほしい」とご相談を受けたときのこと。

「ここにこの木を植えて」と明確な指示があれば対応できますが、「良い感じにしてください」というご依頼には、自分たちの引き出しでは足りないと感じました。

そこで、庭づくりを専門にしている方を探してお繋ぎしました。

結果的にその方とのご縁ができ、今では伐採など別の案件でご相談いただけるようになりました。

私たちにできることだけでなく、「できる人と繋ぐ」ことでも、誰かの役に立てると実感した出来事でした。

「できる人がやる」文化を大切に

こうしたちょっとした手助けは、それぞれの従業員がその場で「自分にできること」を考えて動いています。

今回の瓦の件も、たまたまその場にいた従業員が「直せるかもしれない」と気づき、行動したことでした。

やれることはやる。やれないことは誰かと繋ぐ。そうやって、少しでも多くの方に喜んでいただきたいです。

山奥の神社での剪定作業

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山奥にひっそりとある神社の剪定依頼をいただきました

先日、こんな依頼をいただきました。

「山奥にある神社の木を剪定したいが、通常の作業では難しい現場がある」

実際に現地へ足を運んでみると、階段を上った先に静かに佇む神社があり、その周囲には大木が立ち並んでいました。

枝が神社の屋根に覆いかぶさっており、建物に接触している状態でした。

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車両の乗り入れができず、高所作業車は入れない。はしごをかけるにも高さが足りない。

そのような理由から、なかなか対応が難しく、木に登って剪定作業を行っている弊社にご依頼いただけたのです。

車両が入らない場所でも、できる限りの対応を

現場までの道は非常に狭く、軽トラックのみがかろうじて通れるような状況でした。

実際の道が、以下の写真のとおりです。

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道具を運搬し、ロープを使用して木に登り、神社を傷つけないよう注意を払いながら、枝を一本ずつ丁寧におろしていきました。

このような現場は弊社にとっても決して多くはありませんが、これまで培ってきた技術や経験を活かし、可能な限り安全かつ確実に対応させていただきました。

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神社には常駐の神職もおらず、地域の方々ももしかしたらこの神社の存在を知らないかもしれません。

それでも、大切に守られている場所であることには変わりありません。

特殊な環境でも、柔軟に対応いたします

今回の神社のように、「車が入れない・高所作業車が使えない・人の手も届きにくい」そんな環境であっても、方法次第で対応できることがあります。

「この場所でも対応してもらえるのだろうか」とお悩みの方がいらっしゃいましたら、どうぞ一度ご相談ください。

興進総業は、どのような現場でも誠実に向き合い、できる限りの方法をご提案いたします。

仕事でも大切なのは人と人

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良好な関係はとても気持ちがいい!

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今日はちょっとだけ、日頃の仕事で感じた人との関わりについてお話しさせてください

普段、剪定や伐採で出た枝や葉っぱなんかを、処分場に持っていくんですが、利用している処分場のスタッフさんたちが、本当に良い人たちなんです。

「今日も暑いですね〜」
「次どこの現場ですか〜?」

など、冗談まじりで声をかけてくれます。

ただの業務のやりとりじゃなく、ちょっとした会話にあたたかさがあるんですよね。

「ホームページ見ましたよ」と声をかけてくれることもあり、興味を持ってくれてるんだと、嬉しくなります。

行くだけで気持ちが明るくなるので、うちの従業員もその処分場が大好きなんです。

サプライズにまで協力してくれる関係

実は先日、うちの従業員の誕生日がありました。

ちょっとサプライズしたいなと思って、処分場の事務員さんに相談してみたんです。

そしたら「いいですよ〜!」と、快くOKしてくれました。

うちの従業員もすごく喜んでました。

結局、最後は人ですよね

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仕事って、もちろん依頼された内容をしっかりやることが大前提なんですけど、それだけじゃない部分がすごく大事だなって思います。

言ってしまえば、剪定して出たものを処分する。そこまでが「仕事」って枠かもしれません。ただ、その間に誰と関わるか、どう接するかっていうのも、同じくらい大事なんじゃないかと思います。

だからうちの会社でも、「挨拶はちゃんとしよう」「話を聞こう」っていうことは、従業員みんなで意識しています。

ただ「作業して終わり」じゃなくて、人としても「またこの会社にお願いしたいな」って思ってもらえるように。

そんな気持ちで、日々の仕事に向き合っています。

少し変わった社員研修

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社員と予科練 平和記念館へ

先日、天候の関係で現場が休みになった日に、みんなで予科練 平和記念館へ行ってきました。

予科練とは、戦争があったの頃の航空機要員養成制度で、予科練 平和記念館は当時の状況を知ることができる施設です。

なぜ急に行くことになったかというと、知り合いの社長から「そこに行って、人生が変わった」というお話を聞いたからです。

私自身も、日本人として知っておかなければならないと思いましたし、社員にも良い影響になると思いました。

特攻隊から考える、日本の今

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皆さんは、特攻隊についてどのように思いますか?

敵機に命がけで突っ込んでいくということに、子どもの頃は幼いながらも衝撃を受けたことを覚えています。

同時に「なんでそんなことをするんだろう?」という疑問も持っていました。

そして、今回予科練 平和記念館で

「命を大切にしていない人なんていない」
「誰しも、できることなら大切な人と過ごしたかった」

と知りました。当然といえば当然です。

でも、特攻隊の人は、それでも家族や恋人を守るために特攻したんです。

特に衝撃を受けたのは「爆弾になったひいじいちゃん」という絵本の内容。

最期のページに「ぼくらが命がけでつなごうとした未来は…命をかける価値はありましたか?」というようなメッセージがありました。

今、私たちは、胸を張って「良い国になっていますよ」と言えるか?とても複雑な気持ちになりました。

日本に誇りをもって生きる

今回、予科練 平和記念館へ行けたことは、日本人としてとても大切な事を考えるきっかけになりました。

一人一人が日本人であることに誇りを持ち、誰かのためを想ってに動く。

今の日本という立ち位置があるのは、この時代の方々のおかげなのだと思います。

 

だからこそ、私も、今の時代を一生懸命生き、今の日本を大切にもっと好きになり、そして次の世代へ渡していく。

「命」や「日本」について、社員で学べて本当に良い時間でした。