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古民家の剪定作業で感じた、「できることをする」という姿勢

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こんにちは!香取市を中心に鹿行地区、稲敷市、成田市で植栽管理・お庭の管理を行う有限会社興進総業です。

弊社は、高速道路の植栽管理・メンテナンスをメインにしておりますが、企業様・一般家庭様のご依頼にもご対応しております。

庭木の剪定・伐採、草刈や除草剤、ちょっとした整地や土木工事も承りますので、お気軽にご相談ください!

先日、古民家の庭木剪定のご依頼をいただき、現地に伺って作業を行ってきました。

作業そのものは問題なく進められましたが、その現場でふと気づいた「気づき」がありました。

今回はその一例として、剪定作業の中で感じたこと、そして私たちの姿勢についてお話しさせていただきます。

剪定中に気づいた瓦のズレ

古民家での剪定作業中、元瓦屋の従業員が屋根の瓦がずれているのを発見しました。

高所から枝をおろすために上を見上げたとき、ふと気になったそうです。

「ちょっとだけなら直せるかもしれません」そう言って、簡単な補修を行いました。

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もちろん本格的な瓦修理ではありませんが、予備の瓦もあり、できる範囲で安全を確認しながらの対応でした。

後日、そのことを知ったお客様からとても喜んでいただけたと聞きました。

私たちは庭木の管理を専門としていますが、こうした「本来の業務とは少し違うけれど、目の前の困りごとに気づいて動ける」ことも大切にしています。

「できない」で終わらせず、「何か方法はないか」と考える

お願いされることは、たいてい困っていることです。

たとえ自分たちでは直接解決できなかったとしても、他の人や専門の業者を紹介することで力になれる場面があります。

たとえば、ある介護施設から「木を植えてほしい」とご相談を受けたときのこと。

「ここにこの木を植えて」と明確な指示があれば対応できますが、「良い感じにしてください」というご依頼には、自分たちの引き出しでは足りないと感じました。

そこで、庭づくりを専門にしている方を探してお繋ぎしました。

結果的にその方とのご縁ができ、今では伐採など別の案件でご相談いただけるようになりました。

私たちにできることだけでなく、「できる人と繋ぐ」ことでも、誰かの役に立てると実感した出来事でした。

「できる人がやる」文化を大切に

こうしたちょっとした手助けは、それぞれの従業員がその場で「自分にできること」を考えて動いています。

今回の瓦の件も、たまたまその場にいた従業員が「直せるかもしれない」と気づき、行動したことでした。

やれることはやる。やれないことは誰かと繋ぐ。そうやって、少しでも多くの方に喜んでいただきたいです。