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経営者として、職人として。

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こんにちは!香取市を中心に鹿行地区、稲敷市、成田市で植栽管理・お庭の管理を行う有限会社興進総業です。

弊社は、高速道路の植栽管理・メンテナンスをメインにしておりますが、企業様・一般家庭様のご依頼にもご対応しております。

庭木の剪定・伐採、草刈や除草剤、ちょっとした整地や土木工事も承りますので、お気軽にご相談ください!

今回は少し視点を変えて、「経営と現場」について感じていることをお伝えしたいと思います。

経営者だけど、現場にも出る。

現場

「現場に出てる経営者ってどうなんだろう」そんなことを考えたこともありました。

経営者はもっと上手に売上をつくることや、外の仕事をとってくることに集中するべきじゃないか?と。

でも、やっぱり現場が好きで、今も作業に出ています。

好きというだけでなく、現場に出ることで従業員たちとも気持ちを共有できるし、会社としてのバランスも取れていると感じています。

もちろん、どこかの大きな会社と比べれば「もっとこうしなきゃ」と思うこともあります。

でも、比べていたらキリがない。経営だけをやって表面的にうまくいってるように見えても、周りから本音を聞いたときに「あれで本当に幸せなんだろうか?」と思う場面もありました。

自分は、従業員の給料がちゃんと払えて、みんなで無理なく仕事が回っていて、たまにミスしても誰かがカバーする。そんな今の環境にありがたさを感じています。

自分が納得できるかどうかを大切にしたい

大きなリスクを取って成功している人を見て「すごいな」と思うこともあります。

でも、「同じことをやれるか?」と自分に問うと、やっぱり無理だなと思います。

もちろんその人たちは相応の努力をしていて尊敬しています。

でも、借金を抱えるような大勝負は、自分には合わない。それよりも、「利益のために手を抜いて納得できない仕事をする」ことのほうが嫌です。

たとえ利益が少なくても、きっちりした仕事をして、お客様に「ありがとう」と言ってもらえるほうが自分にとっては価値がある。

その感覚は、自分の父親から受け継いだものかもしれません。

技術を受け継ぎたかった。だから会社を続けた。

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会社を継いだとき、会社そのものより「この技術をなくすのはもったいない」という想いが強くありました。

父が築いてきた、丁寧で誠実な仕事。それを残したかったんです。

事務所も機械もあって、活かせるものがあるのに、このまま無くなるのはもったいないと。

それからもう長い年月が経過していますが、今ではこの仕事ができていて幸せだなと感じてます。

それは、大きな会社と比べてではなく、自分の基準で「納得できる働き方」ができているから。そして、それを支えてくれる仲間がいるからです。

これからも、無理せず、背伸びせず。だけど、誠実に。

そんなふうに、日々の仕事に向き合っていけたらと思っています。