オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2026年2月

除雪の現場で改めて感じた「当たり前」の大切さ

こんにちは!香取市を中心に鹿行地区、稲敷市、成田市で植栽管理・お庭の管理を行う有限会社興進総業です。

弊社は、高速道路の植栽管理・メンテナンスをメインにしておりますが、企業様・一般家庭様のご依頼にもご対応しております。

庭木の剪定・伐採、草刈や除草剤、ちょっとした整地や土木工事も承りますので、お気軽にご相談ください!

 

今回は、積雪予報が出たある冬の日のこと。実際に現場に出動し、除雪にあたった体験を通じて感じたことを綴ります。

 

降らないと思っていた雪が、深夜から止まらず…

当日は積雪の予報が出ており、朝から除雪待機に入りました。

午前中から雪は降っていましたが、地面に積もるような状態ではなく、「これくらいで済むかな」と思っていたんです。

しかし、夜から様子が変わりました。そこから雪が本格的に降り出し、結局そのまま何時間もずっと降り続く事態になったのです。

 

高速道路の除雪作業は止まらない

積雪となれば、大型の除雪車を使って本線の雪をガーッと押し出していく作業が始まります。ですが、かいてもかいても、またすぐ真っ白になる状態。

スクリーンショット 2026-02-12 082510
路肩に雪を押しても、道路の勾配によっては押した雪がまた本線に流れ出てくる。夜間はそれが凍結して事故の原因にもなるため、凍結防止の塩(凍結防止剤)を撒き続けなければならないという作業も加わります。

雪が完全になくなるまで終わらない。ひたすら地道な作業の連続です。

 

除雪は24時間体制。詰所待機から緊急出動まで

雪が降っていない間も、私たちは詰所で待機。

ベッドや食事の用意はありますが、いつでも出られるように体を休めながら待ちます。

実際の除雪作業が始まれば、24時間交代制。現場は常に緊張感があります。

除雪の体制が解除される目安は、「高速道路の外側線(白線)が見えるかどうか」。それをもとに「除雪体制」から「散布体制」へ移行しますが、次にまた降る可能性があれば待機が継続される場合もあります。

 

なお、チェーン規制が発動されると、ガードマンが現場に立って誘導に入ることもあります。

チェーンやスタッドレスタイヤがない車を通さないための声かけや確認。

こうした地道な対応も、現場では必要です。

 

細かい部分はスコップ作業。道路が綺麗なのは「当たり前」じゃない

除雪車が通れないような細かなスペースは、結局スコップで手作業になります。

毎回、大雪が降るたびに感じるのは、「普段何も考えずに使っている道路って、実は当たり前じゃないんだな」ということ。

 

特に雪国などへ行くと、どんなに雪が降っていても道路が整備されている光景を目にします。

でもそれは、「誰かがどこかで動いてくれているから」成り立っているもの。

普段の快適な暮らしは、誰かの見えない労力のうえに成り立っているんだなと、あらためて実感させられます。

ドローンと木の剪定。変わりゆく農業と、私たちにできること

こんにちは!香取市を中心に鹿行地区、稲敷市、成田市で植栽管理・お庭の管理を行う有限会社興進総業です。

弊社は、高速道路の植栽管理・メンテナンスをメインにしておりますが、企業様・一般家庭様のご依頼にもご対応しております。

庭木の剪定・伐採、草刈や除草剤、ちょっとした整地や土木工事も承りますので、お気軽にご相談ください!

 

先日、ある山間の田んぼの現場で、木に登って枝を切る作業を行いました。「なぜ田んぼで木を切るのか?」と思われるかもしれませんが、その理由はドローンを飛ばすためでした。

 

山間の田んぼで気づいた、新しい課題

75622_0

今回のご依頼は、山に囲まれた田んぼの上空に張り出した枝を伐採するというもの。

理由をうかがうと、「ドローンで肥料をまきたいが、枝が邪魔で飛ばせない」とのことでした。

jason-mavrommatis-XYrjl3j7smo-unsplash

自分たちの地域は、見渡す限りの平地で田んぼが広がっており、遮るものも少ない環境。正直、そうした空間を確保するための伐採という発想はこれまでありませんでした。

 

でも、山あいで農業を続ける方々にとっては、こうした枝一本が大きな障害になってしまう。

「新しい技術を取り入れたいけど、環境が整っていないと使えない」

という現実があるのだと、改めて気づかされました。

今後、こうした場面が増えていく中で、剪定や伐採の立場からできるサポートがあるなら、積極的に関わっていきたいと考えています。

75622_0

75624_0

 

便利なだけでなく、時代に合った選択

ドローンと聞くと、「農薬をまくのか…」と抵抗を感じる方もいるかもしれません。

ただ、実際には肥料散布や作物管理のための使用が主流で、除草剤は飛ばせない仕様になっています。

 

昔は、背中に20〜30kgの肥料を背負い、風の力を利用しながらあぜ道を歩いて肥料をまいていたものです。

エンジンも含めると総重量は40〜50kgにもなり、かなりの重労働でした。

高齢化が進む農業現場では、そうした作業をこなすのが難しくなってきており、ドローン専属の担当者に任せる形も徐々に広がっています。

以前は、殺虫剤をヘリコプターでまいていた時代もあり、学校が登校時間をずらすなどの影響もありました。それを思えば、ピンポイントで狙えるドローンのほうが、作物にも周囲にもやさしい選択になってきているように感じます。

 

人手不足の時代、機械の力を借りて、もっと安全に・効率よく

julia-koblitz-_6tVlnycr9I-unsplash

少子高齢化が進み、人手が減っていく時代。これまで3人がかりでやっていた作業を1人でこなせるようになれば、それは単なる効率化ではなく持続可能な選択だと思います。

もちろん、人の技術や経験が必要な場面はこれからもありますが、危険な作業ほど、機械の力を借りて安全にできるようになるのは大切なことです。

 

ただ一方で、日本ではまだまだ「何かあったら困るから使えない」という空気も根強く、良い技術があっても現場で導入されないケースもあります。

特に高速道路のようなインフラ関連では、安全性が最優先されるあまり、新しい取り組みに慎重になりがちです。

だからこそ、「まずは使ってみよう」「うまく使えば負担が減るよ」という前向きな空気づくりが必要なんじゃないかと感じています。

 

若い世代の声を取り入れて、変化を受け入れられる自分でいたい

自分自身も、気づけば新しいものに慎重になる側になってきていると感じることもあります。

だからこそ、若い人の声をしっかり聞き、柔軟に変化を受け入れられる自分でありたい。

現場に新しい風を取り入れながら、より安全で効率的な仕事を目指していきたいと思っています。